例会案内 生活保護申請の現場 2009/3/19
久しぶりの投稿となります。
以下の例会を開催しますので、是非ともご参加下さい。
吉田弁護士とは一緒に弁護団を組んで、生活保護に関する訴訟を行ったことがあります。それから数年時間が経ちましたが、必ずしも法律に則った適正な生活保護に関する実務が行われているとはいえません。
私も、改めて勉強したいと思っています。
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生活保護法1条には、「この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」と定められています。
しかし、生きるか死ぬかの状態にさらされてもなお、生活保護を利用することは困難な実態があります。「水際作戦」と称して申請窓口で違法な対応がなされたり、保護利用中の辞退届の強要や不当な保護廃止が横行したりしている実態が報道され、時には裁判として問題になっています。 法律家による組織的な支援体制が必要であるとして、この関西において、2007年10月から「近畿生活保護支援法律家ネットワーク」が設立されました。約200余名の法律家が会員となって、生活保護申請の支援等の活動を行っています。今回は、数々の生活保護に関する裁判に取り組み、同ネットワークの事務局長として精力的に活動している吉田雄大弁護士をお迎えし、生活保護申請の現場についてお話しいただきます。
( 日時)3月19日(木) 午後6時から8時
(場所)京都弁護士会地下大ホール(中京区富小路通丸太町下ル)
地下鉄 丸太町駅
終了後懇親会あり(予定、有料)
(主催)自由人権協会京都
烏丸法律事務所内:中京区烏丸通三条下ル大同生命京都ビル8階075-223-2714
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