例会案内「家族って何だろう ~家族法改正問題の現在(いま)~」(5月22日)
次回例会の案内をさせていただきます。
政権交代に伴って、家族法に関する改正の問題も実際の政治的日程にのぼる可能性がありますが、改正の必要性や内容についてはいろんな立場からの意見が出されているところです。
そもそも、家族とはどういうものなのか、ということから考えてみることが必要ではないでしょうか。これまでの議論や実務的な課題を振り返り、また今後のあるべき方向についても一緒に考えていきたいと思います。
お気軽にお越しください。
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日時 2010年5月22日(土)開場14時、開演14時30分
場所 京都弁護士会館地下ホール
参加無料、予約不要
京都弁護士会は、京都市営地下鉄丸太町駅、京阪神宮丸太町駅下車、徒歩10分程度です。
京都弁護士会HP(アクセス)
タイトル「家族って何だろう
~家族法改正問題の現在(いま)~」
近年,家族のあり方や人々の意識はますます多様化しています。そのような中で,1996年に法制審議会が民法(家族法)改正を答申しましたが,現在に至るまで改正はなされていません。
現行の家族法はどこが問題で,どう変える必要があるのかなど,学者と実務家という2つの立場の講師の先生からお話を伺い,皆さんと一緒に考えたいと思います。
【バネリスト】
二宮周平氏(立命館大学法学部長、教授、法学博士)
1951年横浜で生まれ,松山で育つ。大阪大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。1979年松山商科大学経営学部講師,助教授を経て,1985年,立命館大学助教授,1987年教授。専門は家族法(事実婚,夫婦別姓,婚外子の平等など)
主著として,「事実婚の現代的課題」(日本評論社)、「家族法(第3版)」(新世社)など
吉田容子氏(京都弁護士会所属弁護士)
東北大学卒業,1985年弁護士登録(京都弁護士会)。日弁連並びに京都弁護士会両性の平等委員会委員。女性や外国人への法的支援,特に女性に対する暴力の事件を多数扱う。
2003年,人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)の結成に参加し,その共同代表の1人。2007年,立命館大学法科大学院教員(家族法,ジェンダー論)
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