【例会案内】(12月4日)「反貧困」の現場から
下記の例会を持ちますので、皆様方お気軽にご参加下さい。
今回は、自由人権協会京都、財団法人自由人権協会、同大阪・兵庫支部の共催による関西合同例会です。
講師の舟木氏始め、反貧困ネットワーク京都の弁護士は精力的に貧困問題に取り組み、地道な成果を上げておられます。私としても、今後の糧としたく、当日の講演内容を期待しております。
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「反貧困」の現場から
日時 2010年12月4日(土)
開場 午後2時 開演 午後2時30分から4時30分
場所 京都弁護士会2階大会議室
講師 舟木浩氏(反貧困ネットワーク京都事務局長・弁護士)
「貧困」の問題について、私たちはどう考えるべきなのか、現場の観点から考える機会を持ちたいと思います。
ワーキングプア,ネットカフェ難民,DV被害者など,貧困問題がにわかに注目されてきた昨今,それでも「日本の貧困は,世界の貧困に比べれば,さして大騒ぎするほどのものでもない」という考えが,未だに世間一般の認識ではないかと思います。現に貧困状態にある人びとでさえ,たとえば「正社員で働いている」という環境にあれば,どれだけ生活が苦しくとも,まさか自分たちが「貧困」に直面しているとは考えておらず,たとえ「貧困」を自覚していても,「どうにもならない」というあきらめさえもあります。
こうした現実をふまえ,「現場の観点」から,今の日本でどのような「貧困」が起こっているのか,そういった状況を克服するために「できること」とは何か,そして「やらねばならないこと」は何かを考える機会としたいと思います。
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