【例会】詩が開いた心の扉~被害者救済と加害者支援~(10月19日) 寮美千子さん、船木洋志さん
皆様、ご無沙汰しております。
ようやく暑さも峠を越えてきたところですね。
さて、来る10月19日、JCLU京都は、下記の内容の例会を行います。
寮美千子さんの本を読んだ会員が、是非直接お話を伺いたいと考え、この企画を考えました。
そして、加害者側の問題とともに、被害者側の問題(救済、支援)についても同じ問題の分かちがたい側面として考えるべきですので、犯罪被害者遺族の船木洋志さんも同時にお迎えすることに致しました。
我々の住む社会において、残念なことに犯罪が行われたとき、社会はどう対応すべきでしょうか。考えるきっかけに本例会がなるよう、準備したいと思います。
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テーマ 詩が開いた心の扉 ~被害者救済と加害者支援~
講 師 寮美千子さん (作家、奈良少年刑務所「社会性涵養プログラム」講師)
船木洋志さん (殺人事件被害者遺族)
日 時 2013年10月19日(土) 午後2時から4時まで(開場午後1時30分)
場 所 京都弁護士会館地下ホール
京都市中京区富小路通り丸太町下がる
地下鉄烏丸線丸太町駅下車10分
予約不要、参加料無料です。
寮美千子さんは、奈良少年刑務所で「社会性涵養プログラム」を行い、実際に収容されている受刑者たちに詩を作ることを教えておられます。詩作を通じて、自分の感情を表現して他者に伝えること、他者から自分の存在を認めてもらうこと、他者の存在を認めることを学んでいく様子が、『空が青いから白をえらんだのです_奈良少年刑務所詩集』(長崎出版/新潮文庫)という詩集にまとめられています。
船木洋志さんは、1992年、アメリカのフィラデルフィアにてお兄様が強盗殺人事件の被害者となった遺族の方です。その事件は未解決ですが、犯人が捕まったとしても、死刑に処することは望んでおられません。
犯罪を犯してしまった人と実際に接する中で寮さんが感じられてきたことや、犯罪被害者遺族として船木さんが感じてこられたことをお聞きして、被害者の救済はどうあるべきか、加害者は変わりうるのかということについて一緒に考えてみたいと思います。
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